犬が体を激しく掻く時に疑う病気

人間同様、かゆみをおこす原因は様々です。
犬が体の一部をしきりにかんだり、なめたり、あるいは後足でしきりに引っかいたり、時には壁や床に体をいつまでもこすり付けるなどの 動作をすることがあります。
このような時は皮膚の病気以外にも、肝臓や腎臓などの内臓の病気がかゆみを引き起こす事があります。

かゆみがひどい場合はその部分の皮膚が赤く向けてただれてしまう事もあります。
まずはどこがかゆいのかをチェックして、その部分の毛を掻き分けて皮膚に異常がないかを調べます。

チェックした上で外部による原因ではないようであれば、腎臓や肝臓の病気にかかっているために、皮膚が過敏になっている事も考えられます。

心臓や腎臓、ストレスも原因として考えられますので、ひどくかゆがるようであればすぐに獣医師にみてもらい原因を見つけて治療し、 同時に犬の生活環境から原因を取り除かなければなりません。

犬が体を激しく掻く場合で起こりうる病気

お腹を掻く場合

皮膚の病気

  • 内分泌性皮膚炎

背中を掻く場合

皮膚の病気

  • アレルギー性皮膚炎
  • ノミアレルギー性皮膚炎
  • ツメダニ症
  • ニキビダニ症
  • 膿皮症

鼻先を掻く場合

皮膚の病気

  • ニキビダニ症
  • 膿皮症
  • 皮膚真菌症

鼻の病気

  • 副鼻腔炎

歯・口の病気

  • 口内炎
  • 口唇炎

耳を掻く場合

耳の病気

  • 外耳炎
  • 耳かいせん

目の周りを掻く場合

目の病気

  • 結膜炎
  • 角膜炎
  • 眼瞼内反症
  • 眼瞼外反症

足先を掻く場合

皮膚の病気

  • アレルギー性皮膚炎
  • 膿皮症

心の病気

  • 常同症
  • 関心を求める行動


サブコンテンツ

このページの先頭へ