犬が急激に痩せた時に疑う病気

私達人間と同じように、犬たちにとっても体重の変化は健康のバロメーターです。
生活環境がそれほど変わっていないのに犬が急激に痩せたり太ったりした場合は、それは病気が関係していると考える必要があります。

急激に痩せた場合は、まずは食欲の状態をチェックしてみましょう。
食べているのに痩せているのか、食べていないから痩せているのか、この2つの要因だけでも原因が全く異なってきます。

食欲のほかにも、飲む水の量や、おしっこの量に変化がないのか、栄養バランスは大丈夫なのかも調べておきましょう。

食欲がなくて痩せてきた場合には、何らかの慢性の病気にかかっている可能性も考えられます。
中でも以外に多いのが栄養失調です。

犬が大きくなったり太ったりするのはいけないと考えて食べ物の量を減らして、栄養的にも脂肪分やたんぱく質をほとんど 与えなかったりしていると、必要量の栄養分を得られない犬は栄養失調となり、やせすぎとなってしまいます。

その他にも運動量が増えたのに、食餌の量が変わらない場合や、高齢になって食が細くなった場合にも痩せてくる事があります。

犬の生活全般で何か変化がなかったか、振り返って考えてみましょう。

犬が急激に痩せた場合で起こりうる病気

食べないで痩せた場合

歯・口の病気

  • 歯周病
  • 口内炎

感染症

消化器の病気


食欲はないのに痩せた場合

消化器の病気

  • 肛門のう炎

寄生虫による病気


内分泌系の病気

  • 糖尿病
  • 甲状腺機能亢進症


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