犬が水をガブガブ飲む時に疑う病気
犬は健康のときでも、塩分や当分の多い食べ物を食べた後や、激しい運動の直後などにはかなりの水を飲みます。
食餌やおやつを変えた時や、気温・室温が高い時等も水をたくさん飲みます。
また、ドライドッグフードを主食にしている犬の方が、水分を多く含んだ食事を取っている犬よりも、どうしても水を大量に飲みます。
しかし、常に度々水を飲むようなら、病気とみなくてはなりません。
一方で、たくさんの水を飲んで、おしっこの量や回数が増える「多飲尿」の症状がみられることがあります。
この症状から考えられる病気はたくさんあります。
下痢や嘔吐を繰り返した時には、体内から水分が大量に失われて脱水症状を起こしやすくなるため、やはり水を欲しがります。
この場合は、下痢や嘔吐の原因をつきとめて治療をしなくてはなりません。
食欲が増した、体重が変化した、元気がないなどほかに症状がないか観察しましょう。
犬が水をガブガブ飲む場合で起こりうる病気
水のようなおしっこを大量にする場合
内分泌の病気
- 糖尿病
- 尿崩症
- 副腎皮質機能亢進症
- 甲状腺機能亢進症
生殖器の病気
- 子宮蓄膿症
食餌を沢山食べる場合
内分泌の病気
- 糖尿病
- 副腎皮質機能亢進症
食欲が無い場合
生殖器の病気
- 子宮蓄膿症
体重が減る場合
内分泌の病気
- 糖尿病
- 甲状腺機能亢進症