ボクサーがかかりやすい病気とは?
ボクサー
均整のとれた体のワーキング・ドッグです。
闘犬として牛と戦っていた姿から「ボクサー」の名がつきました。
寿命が短く、多くは8~9年、これより長く生きるものもいます。
魅力
筋肉質のがっしりとしたボディとは裏腹に、愛情深くとても友好的なボクサー。
元は猟犬、そして軍用犬・警護犬などとして活躍してきましたが、よき伴侶犬としても広く愛されています。
なんとアメリカでは、子守犬としても重宝されているほど。
力強く自信に満ちあふれた佇まいと、並々ならぬ知性、穏やかで社交的な性格を持ち合わせ、ペット以上の存在として私たちの生活に溶け込みます。
また、犬独特の体臭が少ないことも家庭犬として嬉しい魅力ではないでしょうか。
性格
怖い犬と勘違いされがちなボクサーですが、実際は好奇心旺盛で穏やか。
そして忠実で力強い割に女性にも飼育しやすい犬種といえます。
賢いため躾はよく身につき、主人の命令には忠実に応えます。
軍用犬としても用いられるくらいですから、その能力の高さは測り知れません。
成犬では特にほとんど吠えることもなく、代わりに表情豊かに目で語ったりします。
雰囲気に合わせて行動ができるなど、単に「犬」というよりは「人」に近いのではと感じられる犬種です。
ボクサーがかかりやすい病気
ホルモン異常による病気や心臓疾患になりやすい。
ガンになる確率も高い。
歯肉過形成・心臓病・悪性腫瘍・胃捻転・アトピー性皮膚炎・低プロトピン血症
しつけ、飼い主の注意点
運動能力の高いボクサーですが、さほど持久力はなく、ゆっくりとした長い散歩や短いジョギングなどで一日の運動量をこなしてしまいます。
また、暑さ寒さともに得意ではないので、温度管理に気をつけたい犬種でもあります。
基本的に私たち人間の過ごしやすい気温で大丈夫です。
しかし、室内を締め切って閉じ込めてしまうのではなく、自由に室内と屋外の出入りをさせるのがベスト。
どちらかというと戸建向けの犬種といえます。
体臭が少なく短毛なので手入れも楽で、ほぼ清拭だけで清潔に保つことができます。