犬の乳房が腫れる時に疑う病気
犬も人間同様、乳房にしこりができる場合があります。
しこりには悪性のもの(癌)と良性のものとがありますが、素人判断で放置しておくのは非常に危険です。
愛犬の命に関わることでもありますので、すぐに獣医師に診てもらいましょう。
乳腺腫瘍は、メスに対して圧倒的に多い病気です。
これは女性ホルモンの影響があると考えられていますが、学術的根拠はありません。
初期のうちは、乳房の腫れやしこりだけしか症状が現れませんので、日頃から変化を見逃さないようにしましょう。
出産後に子犬に授乳している時期に起こった場合には、乳腺炎も考えられます。
毎月1回は乳がんチェックをしましょう
お腹全体をなでてみる
腫れやしこりがないかチェックします。
乳房をつまむと、乳腺をしこりと勘違いする事もありますので、やさしくなでてみましょう。
乳頭をつまんでみる
血や膿のような分泌液が出る場合は、乳腺に炎症やできものが起こっているサインです。
また、偽妊娠などで乳汁が出る事もあります。
乳頭のまわりを押さえてみる
しこりの有無をチェックするのはもちろんですが、熱っぽい感じもないかも調べておきましょう。
犬の乳房が腫れる場合で起こりうる病気
腫れやしこりがある場合
生殖器の病気
- 乳腺炎
腫瘍
- 乳腺腫瘍