犬の気管支炎 症状・原因・治療方法とは？

犬の気管支炎 症状

肺への呼吸の通り道である気管支がウイルスや細菌に感染して炎症を起こす病気です。

乾いた空せきをするようになります。
せきの刺激によって、吐き気をもよおすことがあるので、注意が必要です。

症状が重くなると、のどの周辺をさわられるのを嫌がるようになり、胸部やのどに痛みが出たり、発熱して食欲がなくなったり、元気がなくなったりします。

ゼーゼーと息をして、失神することもまれにあり、さらに激しいと、肺に水がたまりやすくなることがあります。

原因と予防･治療方法

ウイルスや細菌への感染が原因の多くを占めるようです。

または、刺激性のガスや煙、科学薬品を吸い込んだり、異物を飲み込んだりしたために生じた外傷から炎症を起こす場合もあります。

それ以外では、とくに線虫類の寄生虫の幼虫などが気管に入り込んでこの病気を起こすこともあります。

肺全体の炎症が激しくなると肺炎を起こし、炎症がさらに激しいと肺に水がたまりやすくなることもあります。

原因になっている病気を治療し、抗生物質や抗炎症ザイ、吸引療法などで症状をやわらげます。

またのどに刺激を与えないようになるべく安静にして、清浄な環境の中で、せきが出ないように注意が必要です。