犬の腎結石 症状・原因・治療方法とは?

犬の腎結石 症状

腎臓の腎盂に結石ができる病気です。結石は腎臓の片方にできるときも両方に出来るときもあります。

飼い主も気がつかないことが多く、とくに目立つ症状が現れず、別の病気のX線撮影などで偶然発見されることもあります。

尿路感染症を併発することが多いので、その症状が現れることもあります。

腎臓の中のネフロンが3分の2以上だめになるくらい進行することもあり、腎不全の症状が現れます。

尿の中に微量の血がまじっていることもあります。

原因と予防・治療方法

結石が出来るメカニズムは完全にはわかっていないのですが、

なんらかの原因によって尿路の異物を包み込むコロイドが乱れて、結石が生じやすくなります。

ほとんどの場合、X線撮影で結石は見つかります。尿検査や血液検査によって治療法を決めます。
薬物による内科療法がないので、手術によって取り出すのが原則です。

全身に現れる症状が結石が片方にある場合と、両方にある場合とで違うので、慎重な判断が必要です。

結石が片方だけにあり、腎不全にもなっていなければ、手術しても問題はありません。



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