犬の尿道結石 症状・原因・治療方法とは?

犬の尿道結石 症状

こちらはオスの犬によく見られ、膀胱や腎臓から流れてきた結石が尿道につまり、尿が出にくくなります。

尿の出が悪い、排尿の姿勢をとっても尿が出ない、尿がボタボタ落ちるようにしか出ないなどの排尿障害があります。

いきなり尿毒症を起こすこともあります。

結石の大きさによっては石が尿道につかえてもすぐに排泄されることもありますが、ほかの臓器に結石が残っていることもあるので、

排尿障害が現れたときには、様子を見ていては手遅れになることもあります。

尿が出にくくなったときには、すぐに病院で診断・治療を受けなくてはいけません。

原因と予防・治療方法

尿道内で結石が作られることはほとんどないので、膀胱や腎臓から流れてきた石が狭い尿道につまることから起こります。
尿道の細いオスによく見られる病気です。

尿がまったくでなくなる尿路閉塞を起こしたときには、緊急の治療が必要です。
X線検査や血液検査・尿検査で診断・治療法を決めます。

通常は尿道内の結石を膀胱まで押し戻し、膀胱内から結石を取り出します。

尿道を切って結石を取り出すこともありますが、オスの場合の尿道は細いので、縫い合わせた術後の管理が大変難しく、出来るだけ避けたほうがよいです。



サブコンテンツ

このページの先頭へ